院長コラム
コロナ禍
2022年04月14日
新型コロナ感染も第6波となり、京都府の新規感染者も1000人越えが続いており中々収束する気配がないまま
このまま第7波への移行の可能性も言われています。
当院でも微力ながら発熱外来、新型コロナワクチン接種を行っております。
火曜・水曜・金曜・土曜はまだ対応する余裕がございます。
発熱外来は日曜以外はWEB予約も可能となっていますのでお問合せ下さい。
通常外来は予約なしで直接来院頂いても結構ですが、感冒症状、発熱のある方は
隔離の関係で院内に入って頂けない場合もございますのでWEB予約もしくは電話連絡の上受診下さい。
原則抗原定性検査(15分で結果判明)を施行し陰性の方は唾液PCR(直近では翌日午前に結果報告)をお勧めしています。
新型コロナワクチンに関しては3月までは当院へのファイザー社製ワクチンの割り当てがほぼ無く
一時は募集をほぼ停止しましたが4月に入りファイザー社製ワクチンの割り当てが増え募集を再開しています。
WEB予約も可能です、曜日、時間帯でファイザー社製、モデルナ社製混在しておりますのでお間違えのないよう予約下さい。
発熱外来である程度の至近距離で密室で鼻腔ぬぐい液を日々採取していますが幸い今の所自分自身は感染していない事、
陽性者の同居家族でも感染しない方もそれなりにいる事を考えると、条件が整えば防御する事が可能なウイルスだとは思います。
ワクチン接種も重要ではあると思いますが、基本的な感染対策がやはり重要と思います。
発熱外来に来られた方の鼻がマスクから出ていたり布マスクやウレタンマスクだったりすると
この方が不識布マスクをきちんとつけていれば感染しなかったのだろうかと考えたりもします。
感染と発症はまた別ですし、どうしようもない感染も多々存在すると思います。
もういい加減にうんざりという気持ちも分からなくもないですが、引き続き感染対策を徹底して頂ければと思います。
ともすればコロナ禍はいつから始まったのか分からなくなってしまいますが、国内で感染者が初めて確認されたのは2020年1月だそうです。
昨年は胃カメラや大腸カメラ、腹部エコーなどの定期検査をskipした方も多かったと思います、
1年飛ばす事は昨年の状況を考えると許容される範囲と思いますが、2年飛ばすのはやめておいた方がいい方もおられます。
ピロリ菌がおられる方や除菌をされた方の胃カメラ、小さい大腸ポリープを指摘されていてもう少し大きくなったらとりましょう
と言われている方の大腸カメラ、肝障害を指摘されている方の腹部エコーなどはそろそろ受けておく事をお勧めします。
また、気になる症状がある方も放置せず受けておく事をお勧めします。
新型コロナウイルスは、インフルエンザと同等は言い難い強い感染力を持っている印象ですが、
致命的となるリスクはそこまで高くないものとなってきています。
癌は発見が遅れると致命的となる可能性が極めて高い疾患です。
内視鏡検査は一度すれば早くても次は1年後ですので、開業したばかりでかかりつけのまだ少ない当院は希望すればすぐ予約可能です。
総合病院では全員には鎮静剤を使用できませんが、当院では希望すれば鎮静下の内視鏡検査、休日の検査、胃・大腸の同時検査、
日帰りポリープ切除も可能です。
特定検診やがん検診は残念ながら受付できませんが、就職前検診等自費の検診やワクチンなども対応可能ですのでお問合せ下さい。
責任を持って対応可能な事であれば全て対応したいと考えています。
4月から京都に引っ越してこられてかかりつけを探している方、新生活が始まって体の不調を感じている方、急な体調不良の方など是非受診下さい。
院内である程度の採血結果まで30分以内に測定可能ですので、検尿、レントゲン、エコー、心電図などで30分程度で大体の原因や重症度などを評価可能です。
また特に平日は比較的時間に余裕がありますので、もっと話を聞いてもらいたいという方も是非いらして下さい。
限度はありますが、患者さんの話を聞く事は医者の外来での仕事の重要な要素の一つと思っています。
コロナ禍という特殊な状況での開院直後でまだ役割が定まりきっていませんのでニーズに合わせて進化していきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。