院長コラム

コロナ禍で胃カメラ、大腸カメラを先延ばしにしておられませんか

2021年09月22日

ネットニュースを見ていると、新型コロナウイルス流行が始まってから胃がん、大腸がんが新規にみつかる数と早期で発見される割合が
減っていて、大腸がんではより進行したステージで見つかる割合が増加したという報告のニュースが載っていました。

新型コロナウイルスが流行している時期に内視鏡検査をうけに受診する事による感染リスクはゼロではありませんが、
がんも命に関わる病気であり、様々な治療法が発達してきた現在においても進行した状態で発見されると治す事は困難です。
特に胃がん、大腸がんは他のがんに比べると早期発見がしやすく、早期発見できれば内視鏡を使った治療で治す事が可能な病気です。

そろそろ受けた方がいいんだけども、気になる症状があるんだけども、と検査をためらっている方は
第6波がやってくる前に胃カメラ、大腸カメラを検討されてはいかがでしょうか。
症状のある方、ピロリ菌除菌後で2年くらい胃カメラの間隔があいている方、小さな大腸ポリープを指摘されていて
2-3年後には受けましょうと言われたまま予定より1年以上経過している方は特に検査を受けておく事をお勧めします。

鼻からの胃カメラ、鎮静剤を使用した胃カメラ・大腸カメラ、日帰りポリープ切除も施行しています。
土曜、日曜も内視鏡検査が可能ですのでご希望の方はご相談ください。

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